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夜勤と残業の割増賃金を、
自分の時給からまとめて計算。
- 深夜(22時〜5時)・時間外・法定休日・月60時間超の割増を、1か月分まとめて計算できます。
- 月給制でも、月給と年間休日を入れれば時給換算から計算できます。
- 入力した時給と時間が正しければ、結果は法律で決まった最低ラインです。会社の夜勤手当・残業代がこれを下回っていないかの確認に使えます。
給与明細の夜勤手当や残業代が正しいか、自分で確かめるのは意外と大変です。深夜・時間外・休日で割増率が違い、残業が深夜にかかると率が重なるからです。このツールでは、1か月の時間を区分ごとに入れるだけで、法律上の最低額を計算します。
夜勤・残業代シミュレーター
入力した数字はこのページの中だけで計算し、どこにも送信しません。
| 区分 | 時間 | 率 | 金額 |
|---|
計算条件:①は時給、または「月給 ÷ 1か月平均所定労働時間((365日-年間休日)×1日の所定労働時間÷12)」。所定内の深夜は、通常の賃金は月給・時給に含まれる前提で、上乗せの25%だけを計算します。時間外・休日は通常分を含む支払額(125%など)です。月60時間を超えた時間外は25%を上乗せし、深夜にかかる部分は合計75%になります。法定休日の時間は60時間に含めません。会社の所定時間を超えても1日8時間・週40時間以内の残業は、割増の対象外です(通常の賃金分のみ)。時給制で月額の手当がある場合は、時給換算して時給に加えてください。金額は表の行ごとに1円未満を四捨五入しているため、会社の計算と数円ずれることがあります。代替休暇や、会社が法律より高い率を定めている場合は反映していません。
入力の例:月8回の夜勤と10時間の残業
説明のための仮の例です。時給1,500円、1回の夜勤で22時〜5時に6時間(休憩を除く)働き、月8回入ったとします。残業は日中に月10時間です。
所定内の深夜:1,500円 × 25% × 48時間 = 18,000円
時間外(深夜以外):1,500円 × 125% × 10時間 = 18,750円
合計:36,750円(年間にすると441,000円)
ツールの初期値はこの例です。自分の時給と時間に変えて試してください。同じ条件で、残業10時間がすべて深夜にかかると、その部分は150%になり22,500円です。合計は3,750円増えます。
時給の出し方:月給制は「入れていい手当」に注意
月給制の人の1時間あたりの賃金は、月給 ÷ 1年間の1か月平均所定労働時間で求めます。年間休日120日・1日8時間なら、(365-120)× 8 ÷ 12 ≒ 163.33時間です。月給24万円なら時給換算は約1,469円になります。
ただし、次の手当は割増の計算から除いてよいとされています。これ以外の手当(皆勤手当、職務手当、交替手当など)は原則として含めます。
| 除いてよい手当 | 注意点 |
|---|---|
| 家族手当・通勤手当・別居手当・子女教育手当・住宅手当 | 名前ではなく中身で判断。全員一律の住宅手当などは除けません |
| 臨時に支払われた賃金 | 結婚手当など、たまにしか出ないもの |
| 1か月を超える期間ごとに支払われる賃金 | 賞与など |
交替制の職場でよくある「交替手当」や職務・資格の手当は、上の7つにあたらなければ原則として月給に含めます。一方、深夜割増そのものとして払われている「夜勤手当」「深夜手当」は、割増の計算の元になる月給には入れません。どちらか分からない手当は、会社の賃金規程で確認してください。
割増率の早見表
| 働いた時間 | 割増率(法律の最低ライン) |
|---|---|
| 深夜(22時〜5時) | 25%以上 |
| 時間外(1日8時間・週40時間超) | 25%以上 |
| 時間外かつ深夜 | 50%以上 |
| 月60時間を超える時間外 | 50%以上(深夜にかかると75%以上) |
| 法定休日 | 35%以上 |
| 法定休日かつ深夜 | 60%以上 |
月60時間を超える時間外の50%は、2023年4月から中小企業にも適用されています。法定休日に働いた時間は60時間に含めませんが、会社独自の休日(法定休日以外)に働いた時間は含めます。
結果が明細と合わないときの確認順
- 時間を確かめる:勤怠記録の「深夜時間」「残業時間」と、ツールに入れた時間が同じか。休憩を除いているか。
- 時給を確かめる:会社が割増の計算に使っている単価を聞く。入っている手当・除いている手当がわかります。
- 欄を確かめる:深夜割増が「夜勤手当」「深夜手当」「割増賃金」など、別の名前の欄で払われていないか。
明細の欄ごとの見方は、夜勤手当を給与明細で確認する3か所で詳しく解説しています。社会保険料や税金の引かれ方は社会保険料と税金の違いをどうぞ。
夜勤の負担と手取りが見合わないと感じたら
計算してみて、夜勤や残業の割に手元に残るお金が少ないと感じた場合は、働き方そのものを見直す選択肢もあります。転職するかどうかを決める前に、今の給与の内訳と、他社の求人の内訳を同じ物差しで比べることが大切です。
比べ方は転職で失敗しない求人比較|給与の内訳と面接で聞く5つの質問、異業種・異職種を目指す場合の相談先の選び方は異職種を目指す転職エージェントの選び方で紹介しています。
よくある質問
Q. 夜勤手当が定額で決まっている会社でも、このツールは使えますか?
使えます。定額の夜勤手当が、ツールで出した「所定内の深夜」の金額以上になっているかを確認します。任意欄に会社の夜勤手当を入れると、比べた結果を表示します。
Q. 変形労働時間制(シフト制)の場合はどうなりますか?
1か月単位などの変形労働時間制では、何時間からが時間外になるかの数え方が変わります。このツールには、会社のルールで時間外と数えた時間を入れてください。深夜の25%は、変形労働時間制でも変わりません。
Q. 管理職でも深夜割増はつきますか?
労働基準法の「管理監督者」は時間外・休日の割増の対象外ですが、深夜割増は対象です。役職名だけでは管理監督者にあたるか決まらないため、扱いは会社に確認してください。
参考資料・確認先
計算ロジックは上の資料の割増率で作成し、記事内の例を含む複数の条件で、別の方法で計算した結果と一致することを確認しています(2026年10月25日)。
※この記事とツールは、割増賃金の仕組みを理解するための一般的な情報です。実際の支給額は、会社の就業規則・賃金規程や労働時間の数え方によって異なります。個別の判断は、会社の担当部署や労働基準監督署にご確認ください。
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